HSP の恋愛と失恋の落ち込について
5年間出会いを頑張ってきた中、この人だ!と思える人になかなか出会えませんでした。
ようやく出会えて付き合うことになりましたが、振られてしまい現在激しく落ち込み中の中、HSPという特質があることをしりました。
HSPとはHighly Sensitive Personの略で、生まれつき刺激に敏感で、周りからの刺激を過度に受け取ってしまう人のことを指します。
詳しくは検索してみてください。
なぜこれに自分があてはまるかをしったきっかけは、振られた彼氏に書いた手紙でした。
<手紙の内容をまとめると>
●結婚できる子としか付き合いたくないと聞いていた上に、彼が几帳面で神経質な所があるので、緊張して顔色伺ったりして、変な力が入ってしまい、いらない気遣いや余計な遠慮などしてしまいうまく自分がだせなかった。
●自分なりに相手のために一生懸命で頑張ってたつもりだけど、それが不器用で間違ったやり方だったかもしれないから反省している。
●自分にはサバサバした所もあれば、女の子らしいところもある。いろんな自分がいる中でどういう自分を出せば喜んでもらえるか模索していた。
●自分を出すよりも、相手にあわせたいし、サービス精神があってどう対応すればいいか考えすぎてしまったことが裏目にでた。
●会社の愚痴などをはなしすぎて不快にさせてしまったのは、心を開いてた証のつもりだった。
などです。
HSPの人は、相手の感情を敏感に察知して、いろいろと考えてしまうんです。
そして、特徴として、
●相手のために頑張ってしまう
●自分軸ではなく、他人軸で考えてしまう
●自分をせめてしまう。
HSPの人はいわゆる好きな相手の気持ちに敏感で、相手が喜ぶことをしたいという一心で献身的な恋をします。
いわゆる「尽くすタイプ」の恋愛で、相手の期待に応えたいという気持ちで一心不乱に突き進むなんとも情熱的な恋をします。
しかし、相手の期待に応えるために自分の気持ちを押さえ込んだり、恋愛以外の日常生活を疎かにしてしまうことがあります。
相手の期待に答えようとするあまりに、自分らしさや自分の行き方、主義、主張などまでも相手に精神的に依存してしまい、恋愛にのめり込んでしまうこともあります。
ただ、相手の期待に応えると言っても、HSPの人が相手の思考を先読みしすぎて自分の期待や希望を押し付けてしまうことがあります。
HSPは繊細で敏感に察することができると言っても、察した内容が本当に相手の期待通りなのかどうかは相手次第です。
「自分は相手の期待に応えて頑張っているのに!」と感じていても、相手にとっては「別にそんなこと思っていないのに…」とお互いの意見が食い違いが起きてしまうこともあります。
なお、心理学では「認知の歪み」と呼ばれる物事の認識の歪みの分類で「結論の飛躍」という歪みがあります。
結論の飛躍は
- 「心の先読み」:断片的な情報で相手が何を感じているか決めつけてしまう。
- 「先読みの誤り」:誰にも予測できない将来を決めてしまう。
2種類に別れており、勝手に期待して勝手に失望をする人などにもよく見られる思考のパターンです。
わたしもまさにこれにあてはまるとはっとさせられたのです。
でも少し反論するならば、
彼が女のこらしい子が好きならば、全力でそうなりたいし、反対に元気がいい子がすきならそう振舞いたい!と思っていました。
それを自分を抑えているとも思わなかったし、むしいろんな性格があるわけだから、相手によって出す部分を変えればいいだけじゃんと前向きな気持ちでした。
そもそも自分らしさ、の意味がわかりません。
恋愛って、「相手がどう思うかがすべて」だと思うんです。
自分がもしがさつ女だとして、彼がそれを嫌がるなら、直す努力をすれば相手も喜ぶし、結果自分もうれしいと思うんです。あゆみよりだと思う。
私はがさつ女なんで、それ曲げてまで男に好かれようと思わない、それを理解しない男なんて願いさげ!と思うならいいですけど、がさつ女を好んで選ぶ男が果たしていい男ですかね?
30過ぎて男女ともに人間性をみるようになるし、恋愛ではなく結婚を視野に入れるので、お互い「選び・選ばれる」ようになってきます。自分が自覚しているマイナス部分はきちんと修正しないと、あぐらをかいたままいい人に選んでもらえないと思うんです。
ビジネスと同じです。いい会社に就職したければ、スキルをあげて、その会社にもとめられる人材になろうと努力するもんです。自分らしく働きたい!なら自営業でもするしかないと思う。
さて、ここまでは私の反論ですし、はじめはそういう前向きな気持ちいました。
が、結局私は、相手の顔色をうかがって、嫌われないように後ろ向きな気持ちになってしまい、本来ならば普通にいえるどうってことない言葉も考えすぎていえなくなっていました。
久しぶりにどんぴしゃな相手と出会えて、絶対きらわれたくない!!と力がはいりすぎた以前に、HSPの気質があることを自覚していなかったのです。