がさつVS神経質 ~女子力って言葉を強要すんな~
35歳独身女です。
5歳年下の彼氏と遠距離恋愛しています。
新幹線で片道4時間の距離です。
付き合ってすぐ離れ離れになりました。
そんな彼と結婚したくて奮闘するリアルタイムブログです。
今日のお題は、「がさつと神経質」の話。
基本女性のほうが大雑把で、男性のほうが神経質です。
女性は一度に同時に仕事をこなせるので、それぞれに配分する力量が減るんですが、男性は1つの事にしか集中できないらしい。
女;A30% B30% C40% てな具合に力を分散していますが、
男;A100% みたいな感じ。
なので、男性からみると、Aには30%しかつぎこんでないので、中途半端にみえるんです。それを「がさつ」だの「女子力低い」だの言われたらどうでしょう。
女性からしたら、同時進行でBもCもしているので、Aに100%つぎ込む必要性はないと判断してそこそこでやっています。
特に家事でそういったことは起こりやすい。いまだに女性のほうが家事負担は圧倒的に多いですからね。
さて、彼氏ががさつで、彼女が神経質な場合はさほど問題はありません。
なぜなら基本的に彼女が彼氏の世話を焼いたり、尽くしたり、といったパターンになりますので、神経質彼女ががさつ彼氏の後始末をする結果となりますし、がさつ男はたいしてなにも考えていません。しっかりした彼女だな~くらいで評価が下がることはあまり聞かないです。
一方、がさつ彼女X神経質彼氏の場合、がさつ女=女子力低い、のレッテルを貼られがちです。女性が特記するほど雑でなくても、神経質男は見る目が細かいので、普通レベルの男子たちの認識でスルーされることも、チェックが入ります。
神経質さん達は、基本自分のルールから抜け出すことができません。物事を柔軟に見て対応することができません。
Aを30%でやってるのはBもCもやってるから大変だよね、と考えられません。
Aを100%でやらないと気持ち悪いからです。
そして神経質と言われる人たちは、すべてにおいて神経質というわけでもないのです。
Aは100%でやるくせに、Bはどーでもいい。ていうパターンも多いです。
すなわち、自分のルールだけに焦点が当たっている状態です。BもCも100%の力を注ぎたいってなら話はまだ理解できますがね。
そして、そもそもなんでもかんでも「女子力」にむずびつけるのなんやねん、って思いますけど。
神経質男性に関係なく、女性が女性であるべきことを強要した言葉です。
企業や世間が都合よく「女子力」といった言葉を流行らせて金儲けに利用したわけですけれども、そもそも女子力ってなんやねん。
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女がなんでもかんでも「かわいい~」を連発するのとおなじで、
婚活市場では「女子力高いね」を社交辞令でいう男性もわりと多い。
誉め言葉がほかに浮かばないので、とりあずゆっとくかくらいのノリですけど。
料理や掃除など基本的なことや日々の言動、所作、など、
それは「女子力」でもなんでもありません。
「生活力、人間力、おもいやり」として基本的なことです。
男性であっても、それは同じです。
「人としてきちんと」しているかどうかです。
そうした基本的なことに、女性ながらの感性を生かした能力がプラスアルファされたものが「女子力高い」と使われるのが本来の意味合いです。
はなしがちょっと逸れましたけど、神経質な人にはなぜAを30%の力でしかやらないのか説明してあげても理解できないので、そもそも彼らのルールにしたがって、Aを100%でやってあげると喜ばれます。
ただ、神経質でないことを「女子力がない」だの「がさつ」だの言われるのは心外なので、まずは「生活力、人間力」をアップすることがお互い快適にすごすための解決策につながります。