遠距離片思い その2
5年間心から好きだと思える人が現れなかった、地方暮らしのしがない35歳。
ようやく心から好きだ!!!と思える人が現れ、そしてなんと両想いが判明!
にもかかわらず、その一週間後には彼は東京へいってしまいました。
<続きのはなし>
二回目のご飯の後、ドライブにいきました。私の運転で。
そのドライブ中に恋に落ちてしまった、といてもいいぐらい楽しかったんです。
いいなと思える人の前では素をだせず、悩んでいました。
でも彼の前ではアホで子供っぽい自分もだせる。
ふざけたしょうもないバカな冗談にもつっこんでくれる。
車をとめて散歩していると、ふとマフラーをかけてくれたんですよね。
ベタなんだけど、その時ついに異性としてみちゃったわけです!((*ノωノ)(*ノωノ)
「え!!?そんな男らしいことしちゃうの??」
「なになに!?年上のお姉さんなんか女としてみてないでしょ??どうした?!!!」
自分のことを異性としてみてくれてるはずがないと暗示をかけまくっていたので、
脳内パニック。
イケメンは女には誰にでも優しいんだよ、勘違いスンナ、調子のんな、厚かましいよ。
必死で自分を落ち着かせる。
それさーーあんたやりたいだけの男だったんじゃないの?と言いたい人もいるでしょう。
大丈夫、やりたいだけの男の対応ってもーわかるわかる、わかりすぎる。
自信あるよ。悪いけど35歳で余計なそーいう経験だけは沢山ある。
(自慢できねぇw)
こーいうシチュエーションで、東京いっちまう前に、ちょうどやれそうな女がいたっていう態度とは本当に違いました。
恋愛トークをしてみるとその辺も少しわかりますよね。
彼はイケメンのくせに、慎重派で、ガツガツしていない。
自分に対する好意が確実にあるとわからないと、一歩踏みとどまってしまうらしい。
そんなところも好印象でした。
あと、もう一つ言うと、そんなベタな事されたくらいで簡単に男を好きになってしまう女ならとっとと結婚しています。
そこそこ男には優しくされたり、気遣いしてもらったり、それなりにしてもらってきたが故に、そこそこの女のくせに評価が厳しくなってしまうんですよね。
なので、いくらイケメンに優しくされようが、
フィーリングが合わない人にマフラーごときを巻かれたって、
「あ、どうも。」
で終わりですよ。
話を元に戻すと、
人として、友達として、彼には魅力的、尊敬できるところが沢山あったんです。
それはもう恋に落ちるのも時間の問題だったわけだ。
異性としてときめいてしまった。
でもあと一週間後には彼は東京にいってしまう。
5年間こんなに好きだと思える人はいなかった。
せめて自分の想いを伝えたい!!
でも面とむかっては言えなかったので、自分の家に帰ったあとメールで伝えました。
「こんなにずっと笑っていられる人はほんとうに久しぶりで好きになっちゃいました」
<続く>